こんにちは。
本日は「人身事故と物損事故の違い」についてお話しします。
交通事故は、予期せぬ出来事であるため、どんな場合でも冷静に対応することが求められます。事故が発生した際、その内容に応じて適切な措置を踏むことが重要です。交通事故は警察に届け出る場合、「人身事故」と「物損事故」の2つがあります。
以下に「人身事故」と「物損事故」の違いを説明し、物損事故から人身事故へ切り替える手続きについても解説します。
〇人身事故
人身事故は、交通事故によって人が負傷または死亡した事故のことです。
人身事故の保険の補償範囲は、治療費、慰謝料、休業損害、逸失利益などです。
〇物損事故(物件事故)
物損事故(物件事故)は、交通事故により物品(建物、ガードレールなど)が破損した事故のことです。人が直接けがをしていない事故です。
物損事故(物件事故)の保険の補償範囲は車やガードレールなどの物の損害です。しかし、人が負傷した事故でも物損事故(物損事故)として処理される時があり、その場合は、基本的には物損事故(物件事故)でもケガに対する補償を受けることができます。
【物損事故(物件事故)から人身事故への切り替え方法】
交通事故が最初に物損事故(物件事故)として報告され、その後人身事故に切り替える場合、次の手順に沿って進めてください。
・医師に診断書の作成を依頼する
交通事故により負傷した場合は、病院で診察を受け診断書を取得します。
・警察に切り替えを依頼する
交通事故後人身事故に切り替える場合は警察に連絡し診断書を提出して切り替えを依頼します。
・保険会社への報告
保険会社にも物損事故(または物件事故)から人身事故を切り替える事を報告します
【注意点】
物損事故から人身事故への切り替えの際、交通事故の発生日から日数が経過して警察に申し出ると、切り替えが認められないことがあります。切り替えは、事故発生から1週間から10日程度を目安に申請してください。
また交通事故による負傷が確認された場合は、早急に医療機関を受診して診断書の作成を依頼してください。交通事故発生日から受診までの期間が14日以上経過してしまうと、ケガと事故との因果関係がないと判断されてしまいます。
【まとめ】
「人身事故」は交通事故によって人が負傷または死亡した事故、「物損事故(物件事故)」は交通事故により物品(建物、ガードレールなど)が破損した事故のことです。また物損事故(物件事故)として報告した後に負傷が確認された場合は、人身事故に切り替える事ができます。そのためには、医療機関から診断書を取得し警察に人身事故への切り替えを依頼します。これらの手順をふむことにより、物損事故(物件事故)から人身事故に切り替えられ、正しい対応が取られるようになります。
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